ジェンダー

幼稚園文化にカルチャーショック−保育園との違いに驚き

私の息子(5歳)は、生後5ヶ月から4歳まで認可保育園に通っていました。そこは、保育者と保護者らによる保育運動の結果1995年にできたばかりの、60人定員の小規模な保育園でした。小さいながらも、保育者と父母ら保護者が力を合わせて、理想の保育…

NHK「クローズアップ現代」(2003.5.12.)「戸籍の性を変えて下さい−性同一性障害の人たち−」をみて考えたこと

私は、自明のものだと思っていた生物学的な性別の基準、つまり「あなたは女性です」「あなたは男性です」と決定する基準が、確実なものではないことを知りました。現代の医学(近代医学)では、性器や染色体の違いが、生物学的な性別を区別する基準として採…

「男女共同参画社会基本法」の理念が揺り戻しの危機−朝日新聞(4月13日)より−

今、各地の議会で「男女共同参画社会基本法」が揺り戻しの危機にあるそうです。この基本法は、男女が性別にとらわれることなく、能力と個性を発揮できる社会の実現を目指すものです。ところが各地の議会では、「男らしさ女らしさ」や「専業主婦」の尊重を条…

医師会附属の看護専門学校の入学式に参席して考えたこと

私は先日、ある看護専門学校の入学式に参席いたしました。医師会が運営する三年制の正看護師を養成する学校です。新入生44人のうち、37人が女性、7人が男性でした。看護学校は男性にも門戸を開いていますが、女性の希望者が圧倒的に多いのが現状のよう…