阪神大震災を忘れない

12年前の早朝、阪神大震災が起きました。当時私は、大阪府豊中市の二階建てのテラスハウスに住んでおり、非常に大きな揺れで目を覚ましました。豊中では震度五程度の揺れだったと思います。二階の本棚が倒れて本が散乱しただけでした。でも、こんなに大きな地震は初めてでした。
数時間後、テレビで、神戸や淡路島の惨状を知り、ショックを受けました。被災地では、高層のビルが倒壊し、高速道路が倒れ、多くの民家が全半壊し、火災も頻発していました。電気やガスが止まり、被災者の生活は困難を極めていました。そして六千人以上の人が亡くなりました。多くの尊い命が奪われた大震災の記憶を風化させてはならないと思います。そして、私たちは、大災害などでの不慮の死を念頭に置きながら、一日一日を大切に生きることが大切だと感じます。
亡くなられた人々のご冥福とご遺族の幸せをお祈りいたします。