『文章のみがき方』 辰濃和男(岩波新書)をみました

 辰濃和男さんの『文章のみがき方』をパラパラとめくってみました。各節ごとに小説家や文章家たちの文章に関する「名言」を記し、辰濃さんがそれについて解説しています。例えば「毎日、書く」。書くことが思いつかなければ、天気や買い物について記すだけでもよい、と。忘れていたことを思い出したような気持ちがしました。
 今週、『カラマーゾフの兄弟』の再再読(!)も終了しました。また、ロシア映画カラマーゾフの兄弟」(1968年)は、DVD(3枚組)の1枚目だけ見終わりました。映画のなかのアリョーシャは、頼りなさそうな青年です。小説とは印象がまるで違います。